アメジスト/龍の輝石
第三の鎧「嵐魔」が変幻するときに使うアイテム。
装甲侍に使われているヒヒイロカネを使った合金「玄朱鉱」は確かに
鉄よりも硬く、錆びないので土砂災害で埋もれようが海の底に沈めようが
ひとたび鎧の一部品に変幻の意志が働けば
その部品のもとにあるべき姿で現れる。
しかし、変幻できるパーツの中で、紫水晶(アメジスト)だけは
鉄よりも硬度が低く、砕けてしまう可能性があるために
蒼湖一族の手で代々大切に保管されてきた。
このアメジストは正式には「龍の輝石」と呼ばれている。
ドラマ第五話のワンシーン、鉄甲千代記十一巻のカットに
「兜ニ龍ノ輝石キ 力場ヲ形成セシメ・・・・」と記されている。
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胆振地方でこれだけ立派な水晶が採掘されたのは
唯一、この「龍の輝石」のみ。
紫水晶を基調とした二色クリスタル
(バイカラークリスタルと言う)。
嵐魔の完成当時は紫一色であったが、
年月を経て先端部が黄色く変色してしまった。
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