アレイスター教授/荒下道郎(あらしたみちお)
某大学の教授で、生物学の権威。
オカルト傾向があり学生達から「アレイスタークロウリー」と
呼ばれている。
GRAMBRからの依頼により「怨霊」の発生の仕組みを解き明かす研究をしていた。
しかし、ヒヒイロカネを精製する方法は完全に失われており
大滝方面に散在する橋矢田鎧を掘り起こして
動物実験をするのが関の山だったが、
一つの鎧に二つの霊力は存在できないため
実験は遅々として進まなかった。
ところが、平成元年に発生した怨霊亡霊事件の際に
検備違使の詰所跡より未使用の橋矢田鎧「八村蒼龍」が発見された。
その鎧を持ち逃げし、
平成20年に経営難にあったヒグマの飼育施設から
熊を買い取り、鎧を着せてコントロールチップを埋め込み調教、
その熊を堵殺後、美笛の山に死体遺棄。
この熊が怨霊となって復活した際にGRAMBR機関によって身柄を拘束された。
荒下教授の研究室から押収された研究資料及び違法物品
竹内文書真偽、カタカムナ意訳、神代文字、ほか希少鉱石など。
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荒下教授の研究はカルト色が強い。
ヒヒイロカネもまたカルト的な
側面の強い伝説の金属であるため、
橋矢田鎧の研究に使われた資料も
怪しいものが多い。
カタカムナは日本の古代に
存在したと言われる文明。
竹内文書は
ヒヒイロカネについて書かれた
古文書だが、
偽書として定説になっている。
神代文字とはその原本の記録に
使われていたとされる文字。
平成元年に起きた怨霊亡霊事件の際に
大滝の検備違使詰所跡から見つかった
青い鎧。当時は橋矢田鎧であること以外は
詳細不明であったが
これこそが実は傑作品の
「八村蒼龍」で、しかも未装着品だった。
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