千里の護符
装甲侍の製作者、橋矢田経然が製作した
玄朱鉱と水晶を組み合わせて作った
御守り。
ヒヒイロカネの特性を持つ合金
玄朱鉱のうち「蓄霊金」と「光鋼」を
組み合わせて作られている。
蓄霊金は霊力を記憶することを目的とした合金、
光鋼は霊力を別エネルギーに変換する合金で、
この二つを組み合わせると
蓄霊金に共鳴した持ち主の霊力に大きな変動があったり
同質の霊力の持ち主が何らかの大きな霊力変動を
起こしたときに
共鳴したりすると
そのエネルギーが光鋼から物理エネルギーとして
放出される。
そのエネルギーが中央の水晶球に衝撃として伝わり
トライボルミネッセンス現象を起こして
発光する。
この仕組み上、大きな共鳴が重なるたびに
水晶球にはヒビが増えていく。
完全に砕けてしまった場合、
新しい水晶球に交換する。
同質の霊力を持っていれば
千里の護符を身につけてる者同志で
互いに相手の存在を感知するくらいの
機能が得られる。
合計12個作られており、
ひとつは千代桃香、ひとつは火野村玄竜、ひとつはおばばが持っている。
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ヒヒイロカネトは@
ヒヒイロカネとは「竹内文書」という
古史古伝の中に出てくる伝説上の金属
現在では実在しない、
もしくは純度の高い鉄を
精錬したものを別の金属と
誤認したものという解釈が
定説となっている
酒井勝軍という人物が太平洋戦争以前に
ヒヒイロカネを調べており
酒井勝軍自身がこれが
ヒヒイロカネであると語った鉱石は
岩手県で産出した餅鉄であったことが
わかっている
岩手県産出の餅鉄は純度の高い磁鉄鉱で
本当にこれが
ヒヒイロカネだったとすると
ヒヒイロカネとは純度の高い磁鉄鉱を
精錬して出来た純鉄だったと
推測されるが・・・
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