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虫たち
緑山深い大滝は非常に多種多様の
虫たちがいる。
中央に見える黒く丸っこいものは
カブトムシ(♂)
無頼鬼怨の企画者・斉藤氏が子供のころは
北海道にはカブトムシはいなかった。
内地(北海道の古い人間は本州をこう呼ぶ)から
運ばれてきた材木についてきたカブトムシが
繁殖した。
旭川で繁殖が確認されてニュースになった。
筆者は2000年頃に富良野市でもカブトムシを
見つけている。
大滝区北湯沢で捕まえたミヤマクワガタ(左上)
右下は大滝の外で捕まえたノコギリクワガタ。
ノコギリクワガタは低地、ミヤマクワガタは
比較的標高が高い森林地帯に棲む。
力はミヤマクワガタ、敏捷性はノコギリクワガタが勝る。
↑オニクワガタ
小型のクワガタだが、特徴的な大あごを持っている
画像はオスだが、雌も一回り小さい同型のあごを
持っている。
かなり小さいクワガタ。
この手の小さいクワガタは良く似た種が多く
判別が難しいが、
これはスジクワガタのメスと思われる。
↑センチコガネ
カブトムシ・・・ではなく、フンコロガシの仲間。
トイレをさす雪隠(せっちん)がなまって
センチコガネとなった。
日本のセンチコガネは卵をうみ付ける糞の球を
枯葉出くるむ習性がある。
ルリコメツキ
コメツキムシは胸部を強く動かして飛び跳ねる習性がある
大滝のような標高の高い森林地帯では
樹木の傷口で樹液や樹皮を食べるサビキコリという
種類が一般的。
ルリコメツキと言う名前のコメツキは実は俗称らしく、
画像のコメツキはおそらくクロツヤハダコメツキ。
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