装甲侍羅刹闍
劇中でも冒頭で語られているとおり、「第二の鎧」で
安定した性能を持つ実用的な鎧としては始めての物であった。
前作・「我陰遮」の失敗点を改良し、多種多様な玄朱鉱の試作後に
製作されている。
この鎧が製作された当時、流行り病に怨霊多発、
さらに正体不明の「敵」が出現し、
それに対抗できるようにと設計段階で次々に変更、機能が追加されたため、
非常に強力な力を持った反面、
必要霊力及び消費霊力が増大してしまい、鎧そのものも
五体の装甲侍中で最も質量が大きくなってしまった。
また、装甲侍に手持ちの武器が標準装備されたのも
この羅刹闍からで、霊的な攻撃力を持つ刀
「風林火山」を装備する。
なお、この刀は必要に応じて変幻時に呼び出さないということも
可能だった。
刀を標準装備に出来た理由は、
刀に適した玄朱鉱、「光鋼」が開発されたからである。
(玄朱鉱とはヒヒイロカネを使った合金の総称)
また、我陰遮が持っていた能力「岩鉄拳」も継承している。
装着者の魂のあり方、性格が継承される制限から
羅刹闍の装着者は代々、情熱的でかつ猪突猛進、
力任せに正義を貫こうとする傾向があり、
ドラマ中の継承者、「大峰銀次」はまんまと
謎の悪に嵌められてしまう。
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